
流山市は3、40代共働き子育て世代が急増し、特に小学4年生以降の学校以外の子ども達が居場所が不足しています。
しかし、高学年の発達心理段階(※1)を考えれば、管理より自由度が高い居場所が必要です。
((※1)親の手を借りずに様々な対人関係のトラブルや善悪の判断を自律的にするようになる一方で実力は未熟で解決するプロセスで疲れて倒れてしまったり、挫折することがある時期 by『子どもの「10歳の壁」とは何か?』(光文社新書 渡辺弥生著))
特にこれは、長期休み(夏休み等)に課題が集中すると考えました。現に長期休みは12時間以上1人になる子どももいるし、とある地域の方の報告ではスーパーで小学生達がお昼のカップラーメンを購入して食べている現実もあります。
私達「ナツイエ」は、この高学年の子ども達の、長期休みの居場所の直接的な確保を行うとともに、多様な地域の大人との関係を通じ子どもの社会性を育むことを目指します。
地域の大人と子どもたちが、先生と生徒のような上下の関係でない、親と子の密着度の高い関係でもない、適度な距離があることで、安心して本音を引き出しながら、少し広い世界を見せられるように、ナナメの関係を築ける基盤、地域づくりが出来たらいいな、と思っているんです。
でもですね、なによりもですね、
この機会、子どもに関わることで大人も学ぶ・楽しもうと思っています^^